プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことが下支えになった
が、円安一服に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが84〜56円安、プラチナミニが
67.0〜66.0円安、プラチナスポットが3円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが3472枚、プラチナミニが415枚、
プラチナスポットが2185枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米国債の利回りが上昇した。米中の
通商協議は今夜も継続される。8月12日を期限とする関税一時停止措置を3カ月延長
し、大幅な関税引き上げの回避を目指すという。トランプ米大統領は、米国と関税を巡
り個別に協議しない貿易相手国・地域について、大半の場合、米国が課す関税率は15
〜20%になるとの見方を示した。4月に示した10%を上回る水準となる。
 プラチナ先限は夜間取引で6113円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=148円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1399.30ドルから、押し目
を買われたが、1402ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1397.50ドル、パラジウムが1236.18ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1417.03ドル、パラジウムが
1249.26ドル。
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