ゴム市況＝まちまち、上海ゴムの軟化を嫌気し１２月限は小幅続落

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　   ＲＳＳ３　　　   　           　  ＴＳＲ２０
   　2025/07　　    2025/12　     2026/07         2025/08    　  2026/07
　　320.0  + 0.1   322.6  - 0.3  320.0   0.0     249.0   0.0    250.0   0.0
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 　　　上海ゴム９月限　　　　　15,940　 　-　35　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号はまちまち。序盤は、上海夜間が小じっかりと推移したものの、週初
からの調整安の流れを継続し、夜間取引の上げ幅を削る展開となった。一部限月はマイ
ナスサイドに振れた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟調に推移したことを受け
て、売り物がちで推移した。終盤は様子見気分が広がり、方向感に欠ける展開となっ
た。ＴＳＲ２０は出来ず。上海天然ゴム先物も出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比０．５円安〜１．５円高、活発限月の１２月限は同
０．３円安の３２２．６円、期先２６年７月限は同変わらずの３２０．０円、総出来
高は３０３枚、ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は５５〜３５ポイン
ト安。
【１２月限は３２０円の攻防】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、最近の調整安の流れを引き継いだうえ、場中の上海
安を受けて、一部限月はマイナスサイドに沈んだ。活発限月の１２月限は、寄り付き直
後に一時３２０．０円まで下落した。たが、終値は３２２．６円となり、３２０円割れ
は回避された。
　昨日、今日と１２月限は３２０．０円で支持された。同水準は強い節になってきた。
同水準を下抜くと、売りが加速し、６月２３日の安値２９１．９円から７月２５日の高
値３３５．０円までの上昇の３８．２％押しがある３１８．５円や節目の３１５．０円
を意識した展開になりそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲは２０は午前中から売りが優
勢で推移し、午後は下げ幅を拡大する展開となり、３．９〜１．２セント安で推移して
いる。

　上海ゴムは総じて続落。中心限月の９月限は、夜間取引では買いが優勢となり、前営
業日比１１０元高の１万５０８５元で夜間取引を終えた。だが日中取引に入ると、ジリ
安調の展開になり、中盤にマイナスサイドに沈むと、一時１万４８６５元まで水準を引
き下げた。

MINKABU PRESSS

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