[本日の見通し]石油=堅調に推移も月末商いで利食い売りを警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は、夜間取引の引け値から上げ幅を縮小
しているが、4ケタ高で大幅続伸。日中取引開始後、6万4740円で買い支えられ、
1000円超の上げ幅を維持。ここまでは閑散商い。
 この後も月末商い、午後3時半に日銀総裁からの会見を控えているため、新規売買に
は慎重姿勢が強いが、期中は堅調に推移か。、出来高は伸び悩むとみられ、玉整理中心
の商いか。朝方、1ドル=149円台半ばで推移した円相場が一時149.10円台ま
で小反発。円の反発を警戒した利食い売りがあれば12月限は900円超まで上げ幅を
縮小の可能性があるとみる。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.36ドル高の70.36ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは70.18ドルから70.41ドル。
 原油12月限の予想レンジは6万4600円から6万5000円、ガソリン先限は
7万7500円から7万8500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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