JPXゴムRSS3号は、売り優勢で推移する展開になりそうだ。寄り付きでは、上 海夜間安を受けて売りが先行しする展開となった。 今日のJPXゴムRSS3号は、調整安場面が継続することになりそうだ。活発限月 の12月限は、上海夜間安を嫌気して、寄り付き直後に一時317.7円まで下落し、 前日、前々日と支持となっていた320円を割り込んだ。 12月限の下値のメドだが、節目の315.0円や6月23日の安値291.9円か ら7月25日の高値335.0円までの上昇の半値押しとなる313.4円が意識され る。 一方、上海ゴムの中心限月の9月限は、29日、一時1万4820元まで下落し、終 値も1万4975元と節目の1万5000元を下抜いた。その後、1万5000元台を 回復する場面もあるが、同水準では戻り売りを浴びている。30日の夜間取引では、1 万4760元まで下落しており、一目均衡表の基準線がある1万4660元台や節目の 1万4500元台が視野に入ってきた。 なお、今日は日銀金融政策決定会合が開催されている。政策金利は据え置かれるとみ る。ただ、展望レポートや植田日銀総裁会見等が利上げが意識される内容になれば、ド ル・円が円高に振れる可能性がある。その場合、JPXゴムRSS3号にとって弱材料 視される。 午前9時28分時点のゴムRSS3号活発限月の12月限は前営業日比4.6円安の 318.0円。今日の日中、予想される12月限のレンジ313.0〜325.0円前 後。 今後一週間先までのRSS3号12月限の予想レンジは300.0〜330.0円。 テクニカルからの下値支持線は315.0(節目)、上値抵抗線は325.0円(節 目)。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。