プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円高が一服したが、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑え
られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが24〜86円高、プラチナミニが変
わらず〜36.5円高、プラチナスポットが61円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4654枚、プラチナミニが601枚、
プラチナスポットが1357枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金堅調や米国債の利回り低下が支援】
 プラチナは金堅調や米国債の利回り低下が支援要因になった。米連邦準備理事会(F
RB)の9月利下げ観測が続いている。一方、インド外務省報道官は、米国と欧州連合
(EU)がロシア産原油の購入を巡りインドを「標的」にするのは「不当かつ不合理」
と表明した。トランプ米大統領は、インドによるロシア産原油の購入を改めて非難し、
インドに対する関税を「大幅に引き上げる」と警告している。
 プラチナ先限は夜間取引で5936円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=146円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1337.78ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1329.37ドル、パラジウムが1203.40ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1317.60ドル、パラジウムが
1209.74ドル。
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