アジア株 韓国株大幅高、増税発表の下げ帳消し 上海株上げ拡大、財新非製造業PMI予想外に回復 東京時間11:03現在 香港ハンセン指数 24730.46(-2.99 -0.01%) 中国上海総合指数 3598.88(+15.57 +0.43%) 台湾加権指数 23571.68(+192.74 +0.82%) 韓国総合株価指数 3199.27(+51.52 +1.64%) 豪ASX200指数 8751.00(+87.27 +1.01%) アジア株は軒並み上昇、前日の米株大幅反発を好感して買い優勢で始まった。 米利下げ期待が高まっている。サンフランシスコ連銀総裁は今年「2回以上」の利下げが必要になるかもしれないと述べた。米労働市場の軟化を指摘、関税によるインフレ上昇は一時的との見方を示した。 上海株はやや上げ幅を拡大、一時3600ポイントをつけた。きょう発表された財新の7月非製造業PMIが52.6と予想外に回復し昨年5月以来の高水準となった。 韓国株は大幅続伸、増税発表時の下げを帳消しにしている。証券や銀行、保険など金融株の上げが目立つ。ハイテクや公益、医療品、素材なども上昇している。 先週末、新政権が事実上の増税を発表したが増税反対署名が常任委員会での審査開始に必要な基準(5万件)を超えたため、政府は増税案の見直しを検討する方針だ。反対署名は4日時点で12万件を超えた。また、韓国の7月消費者物価指数が前年比で伸びが鈍化したことを受け、韓国中銀の利下げ期待も高まっている。 米印摩擦激化を受けきょうのインド株は大幅下落する可能性、インド株式市場は日本時間12時半に取引を開始する。 トランプ米大統領は、インドが制裁対象であるロシアから原油を大量に購入しているだけでなく公開市場で売却し巨額の利益を得ているとして、インド製品に対する関税を「大幅に引き上げる」と発表した。
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