プラチナ市況=プラチナはまちまち、ドル高も金堅調が下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/08          2026/06    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         16,069    +91    16,185   +53  : 3,389.75    +5.21
銀          176.0    0.0     180.0  +5.4  : 3,838.00   +30.00
プラチナ     6,226    -14     5,820    -6  : 1,338.80    -0.96
パラジウム   5,500      0     5,500     0  : 1,155.50    -2.73
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.41   +0.47  ユーロ・ドル相場   1.1647  -0.0026
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。ニューヨーク高と円高を受
け、まちまちで始まったのち、円高一服やドル建て現物相場の堅調を受けてプラスサイ
ドに転じた。午後に入ると、ドル高に上値を抑えられたが、金堅調が下支えになった。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが14円安〜40円高、プラチナスポットが
55円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4162枚、プラチナミニが417枚、プラチナスポット
が618枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米国の相互関税発動の影響を確認】
 プラチナ先限は5854円まで上昇した。ニューヨーク高や円高一服が支援要因にな
った。円相場は1ドル=146円台後半で円高が一服し、147円台前半の円安に振れ
た。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が支援要因だが、米国の相
互関税発動で当面はサプライチェーン(供給網)やインフレへの影響が焦点である。自
動車生産の減少につながると、プラチナの需要が伸び悩むとみられる。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1341.00ドルから、株高を
受けて買い優勢となり、1351ドル台まで上昇した。午後に入ると、ドル高を受けて
戻りを売られ、1338ドル台まで下落したのち、金堅調が下支えになった。
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