−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/10) 1341.3 1361.4 1329.0 1353.7 + 10.2 (26/ 1) 1351.3 1369.6 1338.0 1362.2 + 10.6 パラジウム (25/ 9) 1158.00 1177.00 1132.50 1141.40 - 18.20 (25/12) 1168.00 1190.00 1150.00 1158.00 - 16.90 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 22,793 23,386 80,941 (- 509) パラジウム 7,384 6,164 19,701 (+ 24) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,458.61 + 483.52 前日 148.23/25 1.1618/20 ・ナスダック 21,681.91 + 296.51 本日 147.84/86 1.1673/75 ・10年米国債利回り 4.29 + 0.01 ・NY原油 (25/ 9) 63.17 - 0.79 ・SPDR保有金残高 964.22 + 4.58 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。前日比はプラチ ナが10.2〜12.0ドル高、中心限月の10月限が10.2ドル高、パラジウムは 18.20〜16.00ドル安、中心限月の9月限は18.20ドル安。 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下 げ観測を受けて堅調となったが、金の上値の重さを受けて上げ一服となった。欧州時間 に入ると、買い戻し主導で上昇した。日中取引では、予想以下の米消費者物価指数(C PI)が支援要因になったが、利食い売りに上値を抑えられた。その後は、ドル安を受 けて地合いを引き締めた。 パラジウム9月限は欧州時間に買い戻されたが、日中取引では戻りを売られて軟調と なった。 プラチナ10月限は時間外取引を1333.0〜1356.5ドルのレンジで推移 し、前日比3.0ドル高の1346.5ドルとなった。10月限は安寄りしたのち、米 連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測を受けて堅調となったが、金の上値の重さ を受けて上げ一服となった。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。 日中取引では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になったが、利食 い売りに上値を抑えられ、1329.0ドルまで下落した。その後は、ドル安を受けて 地合いを引き締めると、1361.4ドルまで上昇した。 7月の米消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇した。伸びは前月から横ば いで、市場予想の2.8%を下回った。コア指数は前年比3.1%上昇。前月の2.9 %上昇から加速し、予想の3.0%上昇を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の早 期利下げ観測に変わりはなかった。 パラジウム9月限は、時間外取引を1150.50〜1177.00ドルのレンジで 推移し、前日比0.90ドル高の1160.50ドルとなった。9月限は安寄りしたの ち、他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻し主導で 上昇したが、戻りは売られた。 日中取引では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)が下支えになったが、他の貴 金属の上げ一服を受けて戻りを売られると、1132.50ドルまで下落した。その後 は、ドル安を受けて下げ一服となったが、1146.50ドルで戻りを売られた。 8日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの53万2271オ ンス、パラジウムは変わらずの11万2503オンス。 今日の材料 ・7月の英企業雇用者数は、暫定値で6月から8000人減少し、2月から6カ月連続 の減少となった。6月の減少幅は4万1000人から2万6000人に修正された。 ・8月の独ZEW景気期待指数は34.7で前月の52.7から大幅に低下した。欧州 連合(EU)と米国の関税交渉の結果に対する失望や、第2四半期のドイツ経済低迷が 影響した。市場予想の39.8も下回った。 ・7月の米消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇した。伸びは前月から横ば いで、市場予想の2.8%を下回った。コア指数は前年比3.1%上昇。前月の2.9 %上昇から加速し、予想の3.0%上昇を上回った。 ・米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、関税を見越した消費行動などが物価上昇 の影響を和らげている可能性があるが、今後需要が減り失業率が悪化する恐れもあると の見方を示した。 ・ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍を東部ドンバス地域から撤退させ るようロシアが提案した場合、ウクライナは拒否すると述べた。 ・ロシアのプーチン大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と電話会談を行った。ロ シア大統領府が、明らかにした。 ・米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は、関税措置による物価への影響がこ れまでのところ限定されていることは、現行の「控えめに引き締め的」な金融政策スタ ンスを維持する根拠になるとの考えを示した。 ・トランプ米大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事を巡り、パウエ ルFRB議長を相手取った訴訟を検討していると明らかにした。改修工事は費用が超過 しているとして問題視されている。 MINKABU PRESS
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