[本日の見通し]ゴム=やや売り優勢、上海ゴムに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、やや売り優勢の展開になりそうだ。寄り付きでは、上海夜
間が小動きとなったことから、夜間取引の引けと同値圏で推移した。ただ、夜間取引で
下げ幅の大きかった一部の限月は下げ幅を縮小した。
 今日のJPXゴムRSS3号は、地合いを緩めそうだ。活発限月の1月限は、13日
の夜間取引でこれまで上値を抑えていた325.0円上抜き、325.9円まで上昇し
た。ただ、同水準では売り圧力が強く、夜間取引を320.6円まで押し戻された終え
た。今日の日中取引に入ると、324円台に上昇しているが、325円付近で売り圧力
が強いだろう。
 上海ゴムの中心限月1月限は、13日の取引で1万5960元まで上昇した。終値は
1万5865元となったが、5日からの堅調地合いは継続している。ただ、13日の夜
間取引では、伸び悩みをみせた。節目の1万6000元を目前に控えて、戻り売りが出
ている。上海ゴムが軟化すれば、JPXゴムRSS3号も地合いを緩めるとみる。

 午前9時34分時点のゴムRSS3号活発限月の1月限は前営業日比0.3円安の
324.1円。今日の日中、予想される1月限のレンジ320.0〜330.0円前
後。

 今後一週間先までのRSS3号1月限の予想レンジは310.0〜335.0円。
テクニカルからの下値支持線は315.0(節目)、上値抵抗線は330.0円(節
目)。

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