プラチナ午前=プラチナは反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が堅調となったが、円安一服を受けて
上げ一服となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが38〜129円高、プラチナミニが
50.0〜75.5円高、プラチナスポットが22円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが2679枚、プラチナミニが310枚、
プラチナスポットが1284枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは買い戻し主導で上昇した。予想以上の米生産者物価指数(PPI)を受け
て米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退したが、プラチナは買い戻し主
導で上昇した。今夜の米ロ首脳会談でウクライナ停戦に向けた動きが進むかどうかを確
認したい。
 プラチナ先限は5933円まで上昇した。ニューヨーク高や円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=147円台後半で円安が一服した。予想以上の国内総生産(GD
P)を受けて日銀の利上げ観測が出た。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1354.33ドルから、
1356ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1354.40ドル、パラジウムが1141.85ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1339.65ドル、パラジウムが
1136.55ドル。
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