●今夜のシナリオ穀物、豊作と堅調な輸出＝マーケットエッジ

　アジアタイムは小動きに終始している。トウモロコシ相場は豊作による需給緩和見通
しを織り込むと、週末に向けて改めて３９０セント台前半から中盤で上値の重い展開に
なる。一方、輸出環境は良好なため、これ以上の安値は必要ないとの評価が優勢だと、
このまま下値を固める展開になる。需給緩和見通しで売り込むか、輸出の底固さで下値
を固めるのかが問われる地合が続く。大豆は逆に、在庫減少見通しで安値修正を進める
のか、低調な輸出で上値の重さを再確認するのかが焦点になる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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