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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/10) 1363.9 1378.8 1333.7 1345.2 - 16.3
(26/ 1) 1369.4 1386.0 1342.2 1353.9 - 16.5
パラジウム (25/ 9) 1152.50 1160.00 1116.00 1117.80 - 36.90
(25/12) 1167.00 1171.00 1130.50 1132.00 - 37.10
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 27,366 19,990 83,243 (+ 398)
パラジウム 6,542 4,859 20,523 (- 91)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 44,946.12 + 34.86
前日 147.74/76 1.1648/50 ・ナスダック 21,622.98 - 87.69
本日 147.16/18 1.1700/02 ・10年米国債利回り 4.33 + 0.04
・NY原油 (25/ 9) 62.80 - 1.16 ・SPDR保有金残高 961.36 - 2.86
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが17.3〜16.0ドル
安、中心限月の10月限が16.3ドル安、パラジウムは37.10〜36.80ドル
安、中心限月の9月限は36.90ドル安。
プラチナ10月限は反落。時間外取引では、ドル安を受けて小じっかりで推移する
と、株高を受けて上値を伸ばした。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引で
は、米小売売上高の増加や金軟調を受けて売り優勢となった。その後は、ドル安を受け
て下げ一服となった。
パラジウム9月限は他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
プラチナ10月限は時間外取引を1344.1〜1378.8ドルのレンジで推移
し、前日比11.7ドル安の1349.8ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、
ドル安を受けて小じっかりで推移すると、株高を受けて上値を伸ばした。欧州時間に入
ると、戻りを売られた。
日中取引では、米小売売上高の増加や金軟調を受けて売り優勢となり、1333.7
ドルまで下落した。その後は、ドル安を受けて下げ一服となった。
7月の米小売売上高は前月比0.5%増加し、市場予想と一致した。自動車需要が底
堅かったことに加え、一部小売業者が9月の新学期に向けた商戦を開始したことで押し
上げられた。ただ米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測に変わりはなく、ドル
安に振れたことが下支えになった。
パラジウム9月限は、時間外取引を1135.50〜1160.00ドルのレンジで
推移し、前日比13.20ドル安の1141.50ドルとなった。9月限は安寄りした
のち、ドル安が下支えになった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。
日中取引では、他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となり、1116.50ドルまで
下落した。その後は、ドル安を受けて下げ一服となったが、戻りを売られると、
1116.00ドルまで下落した。
14日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの58万2361
オンス、パラジウムは変わらずの12万7443オンス。
今日の材料
・7月の米小売売上高は前月比0.5%増加し、市場予想と一致した。自動車需要が底
堅かったことに加え、一部小売業者が9月の新学期に向けた商戦を開始したことで押し
上げられた。
・7月の米輸入物価指数は前月比0.4%上昇した。6月分は0.1%下落と、当初発
表の0.1%上昇から下方改定された。7月は消費財の価格上昇が押し上げ、プラスに
反転した。米政権による関税措置の影響でインフレが加速する兆候が示された。
・8月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は58.6と、市場予想に反し低下し
た。トランプ政権の関税措置の影響で物価上昇が想定されていることが重しとなったと
みられる。7月確報値の61.7から62.0への上昇を見込んでいた。1年先の期待
インフレ率は4.9%と、7月の4.5%から上昇。5年先も前月の3.4%から
3.9%に上昇した。
・6月の米企業在庫は前月比0.2%増加し、市場予想と一致した。自動車在庫の増加
が主導した。5月は横ばいだった。前年比では1.6%増加した。
・米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、今週発表された一連の指標でサービス価格
の上昇が示されたことについて、関税が経済に与えるスタグフレーション的な影響を踏
まえると、「不安」要因であるとの見方を示した。
・7月の米鉱工業生産は前月比0.1%低下した。6月は0.4%上昇していた。7月
の前年同月比は1.4%上昇。このうち、製造業の生産指数は前月から横ばいで、関税
措置による価格上昇を企業が舵取りする中、生産活動が停滞していることを示唆した。
市場予想は0.1%低下だった。
MINKABU PRESS
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