NYプラチナ市況=プラチナが続落、パラジウムが反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/10)  1346.5     1356.2      1333.8      1337.0    -  8.2
         (26/ 1)  1349.3    1364.8      1342.5      1346.2    -  7.7
 パラジウム  (25/ 9)  1117.50    1135.50     1105.00     1131.60   + 13.80
         (25/12)  1131.00    1147.50     1120.00     1143.50   + 11.50
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          18,785         27,984        84,599       (+  1,356)
 パラジウム          7,522          6,901        20,716       (+    193)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          44,911.82  -  34.30
     前日  147.16/18   1.1700/02   ・ナスダック         21,629.77  +   6.79
     本日  147.85/87   1.1661/63   ・10年米国債利回り      4.34  +   0.01
・NY原油  (25/ 9)   63.42 + 0.62  ・SPDR保有金残高    965.37  +   4.01
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムが反発。前日比はプラチ
ナが8.4〜6.5ドル安、中心限月の10月限が8.2ドル安、パラジウムは
10.80〜13.80ドル高、中心限月の9月限は13.80ドル高。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後
は上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。日中取引で
は、買い戻される場面も見られたが、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
 パラジウム9月限は買い戻し主導で上昇した。
 プラチナ10月限は時間外取引を1333.8〜1356.2ドルのレンジで推移
し、前日比2.4ドル安の1342.8ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、戻
りを売られる場面も見られたが、金堅調を受けて押し目を買われた。ただ買い一巡後は
上げ一服となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。
 日中取引では、買い戻されて1350.7ドルまで上昇した。その後は、ドル高や金
軟調を受けて戻りを売られ、1335.4ドルまで下落した。
 米連邦準備理事会(FRB)の9月利下げ観測に変わりはないことを受けて押し目を
買われたが、ドル高を受けて利食い売りが出た。22日のジャクソンホール会議でのパ
ウエル米FRB議長の講演が焦点である。一方、トランプ米大統領は、ホワイトハウス
でウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの3者会談を目指している。
 パラジウム9月限は、時間外取引を1105.00〜1128.00ドルのレンジで
推移し、前日比1.20ドル高の1119.00ドルとなった。9月限は安寄りしたの
ち、手じまい売りが出たが、他の貴金属の堅調を受けて地合いを引き締めた。ただ買い
一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入ると、買い戻されたが、ドル高に上値を抑え
られた。
 日中取引では、買い戻されて1135.50ドルまで上昇した。その後は、ドル高や
他の貴金属の軟調に上値を抑えられたが、1121.00ドルで押し目を買われた。
 15日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1万1218オンス減の
57万1143オンス、パラジウムは611オンス減の12万6832オンス。
今日の材料
・8月の米NAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は32と、前月の33から
予想外に低下した。市場予想は34だった。
・トランプ米政権は半導体大手インテルの株式10%を取得する可能性を巡り協議して
いるもよう。
・ロシア外務省は、ウクライナに北大西洋条約機構(NATO)軍を派遣することは、
ロシアとウクライナの紛争の現実的な解決策にはならないとの考えを示した。
・トランプ米大統領は、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談し
た。
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