ゴム午前=総じて買い優勢、玉次第の展開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて買い優勢。寄り付きでは、上海夜間が小動きとなる中、手掛
り材料難となり、玉次第で推移した。中盤に入ると、薄商いの中、小じっかりとして展
開になっている。
 午前11時37分現在のRSS3号は前営業日比0.8円安〜1.8円高。活発限月
1月限は同1.7円高の320.0円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は18
4枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は上値の重い展開か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、買いがやや優勢となっている。活発限月の1月
限は、320円付近で小動き。8月に入ってからの1月限は、概ね315〜325円前
後でのもみ合いが続いている。
 天然ゴムのファンダメンタルズをみると、特に大きな変化はない。今年は天候も例年
通りとみられ、供給に大きな問題は発生しない可能性が高い。このため、増産期の秋が
近づくにつれて、上値が重くなる可能性がありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は期近高・期中安とな
り、0.4セント安〜0.7セント高で推移している。
 上海ゴムは小幅まちまち。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比15元安の1万5810元で推移している。

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