株価指数先物【昼】 買い一巡後は+1σ水準での攻防に

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比340円高の4万2910円(+0.79%)前後で推移。寄り付きは4万3150円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2965円)を上回り、買い先行から始まった。現物の寄り付き直後には4万3200円まで上げ幅を広げている。ただ、買い一巡後は中盤にかけて戻り待ち狙いのショートとみられる動きによって4万2790円まで下押した。終盤は押し目待ち狙いのロングにより、4万2900円~4万2950円辺りで推移。

 日経225先物はナイトセッションでつけた高値(4万3100円)を上回り、ショートカバーを誘う形から始まった。4万3200円まで買われた後はボリンジャーバンドの+1σ(4万2910円)水準での攻防となるなかで、同バンドを割り込んだことでショートを誘う形になったようである。4万2790円まで押した後の切り返しによってカバーは一巡したとみられるが、+1σ水準で上値を抑えられる状況が続くと、新たなショートを誘いそうである。

 NT倍率は先物中心限月で13.79倍に上昇した。一時13.85倍をつけたが、75日移動平均線(13.85倍)に上値を抑えられる形となり、NTショートに振れやすい状況である。

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