ゴム午前=小幅まちまち、上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は小幅まちまち。序盤は、上海夜間高を背景に、買いがやや優勢とな
った。ただ、買い一巡後は、地合いを緩めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸
び悩んでいることから、一部限月がマイナスサイドに沈んだ。TSR20は出来ず。
 午前11時30分現在のRSS3号は前営業日比0.9円安〜0.8円高。活発限月
の1月限は同変わらずの321.8円、新甫26年8月限は出来ず、推定出来高は59
枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、同変わらず〜55ポイント高、推定出
来高は17枚。

【上海1月限が1万6000元に再接近だが】
 上海ゴムの中心限月の1月限は、今日の序盤に1万5950元まで上昇し、節目の1
万6000元に最接近した。だが、昨日、1万5975元まで水準を引き上げた際と同
様に、1万6000元接近では戻り売りを浴びている。
 今回も1万6000元前後で切り返されてしまうと、1万6000元が厚い壁とな
り、目先、戻り売りが優勢の展開になりそうだ。JPXゴムRSS3号も上値重く推移
することになるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は買いがやや先行し、
0.4〜1.0セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比70元高の1万5910元で推移している。

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