●短期見通し穀物、コーンは下値固める展開＝マーケットエッジ

　トウモロコシは、４００セント水準で底入れを打診しよう。米農務省（ＵＳＤＡ）
８月需給報告に続いて、クロップツアーでも豊作環境が確認されているが、４００セン
ト割れからの値崩れは回避された。豊作見通しの身で売り込んでいくことの限界が意識
され、ネガティブ材料の出尽くし感が強くなっている。また、輸出環境が良好なことも
ポジティブ。このまま安値圏で下値を固めつつ、下げ一服感から持高調整が進むと
４００セント台中盤が打診される見通し。農家の在庫売却の動き、収穫期のハーベス
ト・プレッシャーには要注意。
　大豆は、豊作見通しに上値を抑えられよう。クロップツアーでも豊作環境が確認され
ている。豊作の織り込みが進んだことで急落リスクは後退しているが、輸出需要の弱さ
から１０００セントを挟んでの攻防が続く見通し。大豆油、大豆ミール相場の値上がり
も一服している。ただし、米中当局者の協議が予定されている。中国の米国産大豆買い
付けの再開期待が高まると、底入れに向かう可能性が浮上する。
（マーケットエッジ・小菅 努）

• ●レビュー穀物、収穫期で調整売り優勢＝マーケットエッジ
  商品

  NEW

  09/22(月) 00:40
• １９日のＳＰＤＲゴールドの現物保有高は前日比１８．９トン増
  商品

  09/20(土) 08:00
• 海外粗糖市況＝ＮＹ粗糖３月限は０．０４セント高の１６．１４セント
  商品

  09/20(土) 07:43
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（９月１６日現在）＝シカゴ大豆
  商品

  09/20(土) 07:30
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（９月１６日現在）＝シカゴ・コーン
  商品

  09/20(土) 07:30