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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/09 382.50 387.50 379.75 385.50 + 3.00
2025/12 406.00 411.00 403.50 410.00 + 4.00
2026/03 423.25 428.25 421.00 427.50 + 4.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 350,499 375,186 1,451,429 (- 5,272)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(8月21日までの週)
コーン:207万1900トン(事前予想レンジ:50万〜160万トン)
小 麦: 57万9800トン(事前予想レンジ:25万〜 50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(9月3日−9月7日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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コーンは軒並み反発。終値の前営業日比は2.50〜4.25セント高。中心限月の
12月限は4.00セント高の410.00セント。
米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週に続いて200万トン台を維持
する強気な内容だったことが好感されて買い優勢となった。ただ、豊作見通しが強いな
かで収穫期を控えていることから上げ幅は抑制された。
12月限は406セントで取引を開始。欧州の時間帯終盤まで407セントを上値抵
抗線とした小動きが続いた。米国の時間帯に403.50セントの安値を付けたが、そ
の後は強気な輸出を手掛かりにして引けにかけて上値を探る動きを展開。引け間際に
411セントの高値を付けた後、高値圏を維持して取引を終えた。
米農務省(USDA)が発表した8月14日の週までの週間純輸出成約高は207万
1900トンで前週の283万2900トンを下回ったものの、200万トンの大台は
維持した。
今年度の累計純輸出成約高は7047万7600トンと、前年同期の5595万
1000トンをおよそ26%上回っている。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは五大湖周辺地域で局地的な降雨が発生しているが、その他の地域で
は低温ながらも晴天が広がり、成熟が進行。
この週末、米国中部および東部の気温は平年を下回る見通し。南部では降雨となり、
プレーンズ南半分での5日間の雨量は50〜200ミリの見込み。五大湖周辺地域では
少雨が見込まれる。
9月2〜6日は米東部の気温は平年以下〜平年並が見込まれる。一方の雨量は米東部
を含む多くの地域で平年並〜平年を上回るもよう。
シカゴ小麦は反発。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を上回る強
気な内容だったことに加え、コーンの堅調も買い支援要因となった。また、強気な米経
済指標を受けた米株高も買いを後押しした。
中心限月の12月限は前日比4.75セント高の529セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
プレーンズでは、カンザス州南部およびオクラホマ州北部ではまとまった雨量を伴う
降雨となり局地的に鉄砲水が発生。テキサス州及びプレーンズ北部では気温が上昇する
なか降雨は発生していない。
南部では、アーカンソー州から大西洋沿岸南部にかけて散発的な降雨が発生。この雨
は土壌水分の乾燥が進んだ地域にとっての慈雨となっている。
今日の材料
・コーンベルトでは五大湖周辺地域以外では低温ながらも晴天が広がり、成熟が進行。
・今週末は米国中部および東部の気温は平年を下回る見通し。
・アーカンソー州から大西洋沿岸南部にかけて慈雨。
・8月21日の週までの週間純輸出成約高は207万1900トンで前週の283万
2900トンを下回ったものの、200万トンの大台は維持=USDA
MINKABU PRESS
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