【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢 で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて堅調となっ た。パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時6分現在の前営業日比は、プラチナが51円安〜138円高、プラチナミ ニが変わらず〜130.0円高、プラチナスポットが143円高、パラジウムが出来 ず。 午前11時6分現在の出来高は、プラチナが5325枚、プラチナミニが438枚、 プラチナスポットが819枚、パラジウムが0枚。 【プラチナはドル安や金堅調が支援】 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下 げ見通しが支援要因になった。一方、8月の中国の製造業購買担当者景気指数(PM I)は49.4となり、節目となる50を5カ月連続で下回った。内需がさえない中、 製造業者が米国との貿易交渉を見極めようと様子を見ていることが示された。インドの モディ首相と中国の習近平国家主席は、上海協力機構(SCO)サミットに合わせ首脳 会談を行った。モディ氏は中国との関係改善に尽力していると述べた。 プラチナ先限は6042円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相 場は1ドル=147円台前半で推移した。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1364.40ドルから、押し目を買 われた。 午前11時現在、プラチナは1373.80ドル、パラジウムが1118.00ドル で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1352.56ドル、パラジウムが 1104.31ドル。 MINKABU PRESS
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