[本日の見通し]ゴム=買い優勢、上海ゴムの終値に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、買い優勢の展開になりそうだ。寄り付きでは、上海夜間が
小幅高となったことを受けて、買いがやや優勢となり、期中は上げ幅を拡大した。その
後も堅調に推移している。
 今日のJPXゴムRSS3号は、買いが優勢になるとみる。ドル円が円安調で推移し
ていることや、上海高が支援材料になる。活発限月の2月限は現状、315〜325円
前後のレンジ相場となっている。1日には、314.0円まで下落し、レンジからの下
放れを試したが、終値は314.8円とレンジ下限で踏みとどまった。その後、戻り歩
調となっている。目先、レンジの上限である325円付近を試す可能性がある。
 上海ゴムだが、活発限月の1月限は、前日の取引で1万6135元っまで上昇したも
のの、終値では1万6000元台を維持出来なかった。8月15日以降、ザラ場では1
万6000元台の乗せるものの、終値では維持できずにいる。目先、終値ベースでの1
万6000元台乗せに注目したい。

 午前9時48分時点のゴムRSS3号活発限月の2月限は前営業日比2.8円高の
320.5円。今日の日中、予想される2月限のレンジ315.0〜325.0円前
後。

 今後一週間先までのRSS3号2月限の予想レンジは300.0〜330.0円。
テクニカルからの下値支持線は310.0(節目)、上値抵抗線は324.8円(8月
26日高値)。

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