●短期見通しゴム、膠着気味で身動きとれず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需要不安を背景に、上値の重い展開になる見通し。8月に続いて9月も方向性が定ま
らず、持高調整に終始している。ただし、基調としては中国経済の減速を受けて、需要
不安が意識されやすい。このまま上海ゴム相場が1万6000元水準で抵抗を確認する
と、OSEゴム相場は320円を完全に割り込んで300円水準での取引に回帰する見
通し。素材市況全体が膠着気味だが、基調としては需要不安の織り込み再開の有無を探
る展開になる見通し。産地天候不順が続いているものの、リスクプレミアム加算は見送
られている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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