ゴム午前=総じて小高い、上海ゴムの上値の重さから上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて小高い。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、地合いを引き
締める限月が目立った。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせて
いることから、上げ幅を縮小させている。TSR20は出来ず。
 午前11時46分現在のRSS3号は前営業日比3.3円安〜1.5円高。活発限月
の2月限は同1.0円高の320.8円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は
176枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は115ポイント安〜110ポイン
ト安、推定出来高は11枚。

【上海1月限は1万6000元超では上値が重い】
 午前の上海ゴムは総じて3ケタ高となっている。ただ、買いが先行したのは、夜間取
引であり、日中取引では上げ幅を削る限月が目立っている。中心限月の1月限は、夜間
取引で1万6120元まで上昇し、1万6055元で取引を終えた。日中取引に入る
と、ジリ安調でとなっており、1万6025元前後まで軟化している。
 8月15日以降、1月限はザラ場では1万6000元を超える場面があるが、いずれ
も終値ベースでは、同水準以下に押し戻されている。1万6000元の突破にあまり時
間が掛かってしまうと、調整安となる可能性がある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は買いがやや優勢とな
り、0.1〜0.2セント高で推移している。
 上海ゴムは堅調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比145元高の1万6025元で推移している。

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