国内市場は下落へ。2026年2月限で500〜800円安程度を想定する。石油輸 出国機構(OPEC)プラスの舵取り役であるサウジアラビアの国営石油会社サウジア ラムコが、10月の公式販売価格(OSP)を全ての地域で引き下げたことが重し。円 相場が1ドル=147円半ばで円高・ドル安推移していることも国内市場を圧迫する。 サウジアラムコは主力油種であるアラブライトのアジア向け価格を1ドル引き下げ た。1ドルの引き下げは大幅である。アジアでシェア拡大を目指した価格戦争を強めて いる印象がある一方、中国は備蓄拡大を続けており、S&Pグローバルによると、中国 は今年これまでで日量53万バレルのペースで積み増しを続けているという。中国が備 蓄を拡大させている理由は不明だが、サウジの価格引き下げが中国の購買意欲を一段と 刺激する可能性もあり、相場は崩れにくいか。ただ、中国が原油をあとどれだけ積み増 すのか不透明であることから積極的にもなれない。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.18ドル高の62.44ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは62.40〜62.45ドル。 <今日の予定> ◆ オーストラリア ◆ 【経済】09:30 消費者信頼感指数 2025年9月(WESTPAC) ◆ 日本 ◆ 【経済】08:50 マネーストック 2025年8月(日本銀行) ◆ フランス ◆ 【経済】15:45 鉱工業生産指数 2025年7月(INSEE) ◆ 南アフリカ ◆ 【経済】18:30 国内総生産 2025年4-6月期(南アフリカ統計局) ◆ アメリカ ◆ 【工業】9/10 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS
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