米労働統計局は雇用ベンチマークの改定を行い、3月までの雇用者数を91.1万人 下方修正した。過去最大の下方修正幅であり、米労働市場は想定よりも厳しい環境にあ ったことが確認できる。あくまでも過去の数値で直近の労働市場の動向を反映するもの ではないが、それでも3月まで1年間の雇用者数の伸びは従来想定されていた半分程度 に留まっていたことになる。9月に0.50%の利下げが必要との見方は限定的だが、 年内3回の利下げが必要との見方は強化されている。労働市場の減速は決定的であり、 今週は10日と11日のインフレ指標を受けて、本当に利下げが可能なインフレ環境に あるのかを確認することになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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