［今夜の視点］金・銀＝米ＰＰＩを確認

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米雇用者数の年次改定で下
方修正されたことを受けて史上最高値を更新したが、ドル安が一服すると、利食い売り
が出て上げ一服となった。アジア市場では、朝方の３６３７．４５ドルから、ドル高を
受けて戻りを売られたが、ドル安が再開すると、３６２１ドル台で押し目を買われた。
午後に入ると、３６４４ドル台まで上昇した。
　米雇用者数の年次改定で下方修正されたが、１７日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭ
Ｃ）で２５ベーシスポイント利下げが見込まれたことから、利食い売りが出た。ただ年
３回の利下げが見込まれたことでドル安が再開した。今夜は８月の米生産者物価指数
（ＰＰＩ）の発表がある。事前予想は前月比０．４％上昇、前年比３．３％上昇。
＜今夜の予定＞
・米生産者物価指数 2025年8月（労働省）
・米卸売在庫 2025年7月確報値（商務省）
MINKABU PRESS

• 東京貴金属夜間序盤＝金先限は９円高の１万７４５０円
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