ゴム午前=総じて続落、日中取引で上海ゴムが軟化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて続落。寄り付きでは、上海夜間が小幅高となったことを受け
て、買いがやや優勢となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟化したこ
とを受けて、売りが先行。多くの限月がマイナスサイドに振れている。
 TSR20は出来ず。
 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比2.7円安〜0.6円高。活発限月
の2月限は同2.7円安の317.0円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は
278枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は170〜145ポイント安、推定
出来高は35枚。

【上海ゴムが1月限が軟化】
 上海ゴムの中心限月1月限が軟化している。夜間取引では、前営業日比25元高の1
万5980元で取引を終えたものの、日中取引に入ると地合いを緩め、一時1万579
5元まで下落した。
 1月限は7月28日の高値1万6425元と5日の高値1万6370元でダブルトッ
プが形成される懸念がある。今日、節目の1万6000元をしっかり下抜いて引けるよ
うなら、その確度が高まる。その場合は、節目の1万5500元を目指した展開になり
そうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は売りが先行する展開と
なり、3.1〜2.3セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時05分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比120元安の1万5835元で推移している。

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