今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。すでに0.25%の利下げ が行われることは既定路線であり、マーケットの関心はその先に移行している。パウエ ル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見、当局者の経済見通しから、年内複 数回の利下げ見通しを強化できるかが焦点になる。パウエル議長は明確なガイダンスは 示さないとみられるが、最近の雇用指標悪化について高い警戒感を示すようなことがあ ると、利下げ期待の織り込みが続きやすくなる。 一方、9月に入ってからは金相場の高騰が続く一方で、金上場投資信託(ETF)を 売却する動きが目立つ。金ETF買いを早期に再開するような動きが見送られると、持 高調整が膨らむリスクが高まる。「金相場の高騰」と「金ETF残高の減少」という歪 みは、金相場の値動きを不安定化させるリスクがある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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