石油市況=原油は急反発、12日の急落幅の大半を回復

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/03   81,000     ±0  2026/03   85,000     ±0  2026/02   60,540 +1,150
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 10月限 63.43 ドル +0.13
ブレント原油   夜間取引 期近 11月限 67.52 ドル +0.08
ドル・円相場 15:45 現在   146.84 円  前営業日比  0.62 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は急反発。為替が1ドル=146円台後半まで円高に振れている
ものの、国内祝日中に海外原油先物が続伸したことに支援された。この日のアジアの時
間帯の夜間取引は小幅なもみ合いとなっている。またこの日のドバイ原油の現物も極め
てこう着した値動き。
 原油はおおむね4ケタ高となり、12日の急落幅の大半を回復した。ガソリン、灯油
は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
200円高、原油が800〜1670円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1991枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【2月限は急伸後上げ幅縮小して引けは6万円とび台半ば】
 東京石油市場の原油は急反発。前週末の国内夜間取引の前半は安値から一方的に急伸
する展開となり、前半にこの日の高値を付けた。その後は上げ幅を縮小して、とくに週
明けの祝日取引では軟化したが、この日の日中取引では再び盛り返して4ケタ高水準で
引けた。
 6番限である2月限は前週末の国内夜間取引の序盤に付けた5万9600円から前半
にこの日の高値となる6万1310円を付けたが、その後は上げ幅を縮小して、週明け
の祝日取引では6万円近くまで反落したが、この日の日中取引では6万円とび台半ばま
で戻した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。10月限は午後3時45分現在、前
日比0.13ドル高の63.43ドル辺りで推移。

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