プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られたことを受けて軟調となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが113〜49円安、プラチナミニが
57.0〜39.0円安、プラチナスポットが110円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが4711枚、プラチナミニが461枚、
プラチナスポットが385枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安一服が圧迫】
 プラチナはドル安一服が圧迫要因になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利
下げが決定されたが、ドル安が一服したことを受けて戻りを売られた。ただCMEのフ
ェドウォッチでは、10・12月の米FOMCでの利下げを織り込んでおり、ドル安が
再開すると、押し目を買われるとみられる。
 プラチナ先限は日中取引で6187円で戻りを売られた。ドル建て現物相場の軟調が
圧迫要因になった。円相場は1ドル=147円台前半の円安に振れた

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1375.00ドルから、ドル高を受
けて売り優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1370.80ドル、パラジウムが1155.53ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1390.05ドル、パラジウムが
1167.15ドル。
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