プラチナ午前=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時7分現在の前営業日比は、プラチナが54〜111円高、プラチナミニが
38.0〜81.0円高、プラチナスポットが34円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時7分現在の出来高は、プラチナが4141枚、プラチナミニが738枚、
プラチナスポットが1312枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米利下げ見通しで買い戻される】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支援要因になった。米連邦
公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、パウエル米FRB議長が今後の利下げに
慎重な見方を示したが、CMEのフェドウォッチで、米FRBの年2回の利下げ見通し
に変わりはなかった。株高に振れたことも支援要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で6278円まで上昇した。ニューヨーク高や円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=148円前後の円安に振れた

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1380.54ドルから1375
ドル台で押し目を買われたのち、1385ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1380.90ドル、パラジウムが1151.83ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1369.80ドル、パラジウムが
1149.99ドル。
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