ゴム午前=総じて反発、上海ゴムは下げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて反発。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、売りが先行し
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小する動きとなったことから、地
合いを引き締め、総じてプラスサイドに振れている。TSR20は出来ず。
 午前11時42分現在のRSS3号は前営業日比1.4円安〜5.5円高。活発限月
の2月限は同4.3円高の313.0円、期先26年8月限は出来ず、推定出来高は
229枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、50ポイント安〜60ポイント高、
推定出来高(夜間取引を含む)は59枚。

【2月限は自律反発場面】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、序盤は上海安を手掛かりに売りが先行した。だ
が、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小させると、急速に地合いを引き締めている。上
海ゴムに比べ、戻りが速くなっており、直近の下落に対する警戒感が出ているようだ。
 活発限月の2月限は、一時306.3円まで下落したが、313.5円付近まで戻し
ている。2月限は、これまで315〜325円前後でのレンジ相場となっていたが、昨
日、このレンジから下放れている。今日の戻りが、315円前後で鈍くなるか注目した
い。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや先行し、
1.1〜0.4セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比55元安の1万575元で推移している。

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