ゴム相場は、夜間取引の引けと比べ、やや水準を引き上げて寄り付きそうだ。 上海ゴム夜間取引は、中心限月の1月限が前営業日比35元高の1万5605元。 ドル円は1ドル=147.55円前後とJPXゴムRSS3号の23日の祝日取引の引 け時と比べ、同値圏で推移している。 23日のNYダウ工業株30種平均株価は前営業日比88ドル安、ナスダック総合株 価指数は同0.95%低下、NY原油期近11月限は同1.13ドル高の63.41ド ルとなった。 今日のJPXゴムRSS3号は、上海夜間の小幅高を受けて、小じっかりと寄り付く とみる。その後は、上海ゴム次第の展開になりそうだ。 ゴムRSS3号の活発限月の期中2月限は、312.0〜313.0円前後で寄り付 くと予想する。今日の予想レンジは305.0〜310.0円前後としたい。期先26 年8月限は310.0〜311.0円前後で寄り付くと予想する。 TSR20の期先26年9月限は252.0〜256.0円前後で寄り付くとみる。 本日の予想レンジは250.0〜258.0円前後と考えたい。 上海天然ゴム先物の26年1月限は、1万5605ポイント付近で寄り付くとみる。 【9月22日のゴム・レビュー】 ゴムRSS3号は。まちまち。寄り付きは、上海ゴム夜間が小幅高で推移したことを 好感し、夜間取引の下げ幅を縮小し、総じてプラスサイドに振れた。買い一巡後は再び 地合いを緩めた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩む中、マイナスサイドで 推移する限月が目立った。午前中、指標限月の期中2月限のみ、買い優勢で推移。午後 は動意を欠く展開が続いたが、終盤にかかる前に地合いを引き締めた。飛び石連休の谷 間で閑散商いのなか、買い戻しが先行となったもよう。 9月当限が11.6円安の暴落となったが、2番限以降への影響は限定的。 TSR20は出来ず。 大引けのRSS3号は前営業日比11.6円安〜3.9円高、活発限月の2月限は同 2.4円高の309.4円、期先26年8月限は同7.0円安の310.0円、総出来 高は190枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、50〜150ポ イント高、総出来高は91枚。 夜間取引のRSS3号は、総じて堅調。前営業日比1.7円安〜2.2円高。活発限 月の2月限は同2.2円高の311.6円、期先8月限は出来ず、総出来高は246 枚。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、130ポイント 安、総出来高は64枚。 【ゴムRSS市場の投資部門別取引状況(単位=枚)】 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 09月第2週 - 4 + 4 + 133 + 24 - 153 0 09月第1週 + 3 - 3 - 54 + 9 + 41 + 1 08月第4週 - 18 + 18 + 27 + 10 - 19 0 08月第3週 - 49 + 49 + 180 - 4 - 127 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【ゴムTSR20市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 09月第2週 0 0 0 0 0 0 09月第1週 0 0 0 0 0 0 08月第4週 0 0 0 0 0 0 08月第3週 0 0 0 0 0 0 08月第2週 0 0 0 0 0 0 (注 数値はネット、+は買い越し、-は売り越し) 【上海天然ゴム先物市場の投資部門別取引状況(単位=枚) 自 己 委 託 法 人 個 人 海外投資家 証券会社 09月第2週 - 14 + 14 0 0 + 14 0 09月第1週 - 10 + 10 0 0 + 10 0 08月第4週 - 6 + 6 0 0 + 6 0 08月第3週 + 30 - 30 0 + 6 - 36 0 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【納会】--:-- ゴムRSS3 2025年9月限(大阪取引所) ◆ アメリカ ◆ 【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】23:00 新築住宅販売 2025年8月(商務省) 【工業】23:30 週間石油統計(EIA) MINKABU PRESS
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