アジア株 中国ハイテク株上昇、MSの半導体見通し引き上げにアリババのAI投資拡大計画 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 26412.90(+253.78 +0.97%) 中国上海総合指数 3845.91(+24.08 +0.63%) 台湾加権指数 26104.17(-143.20 -0.55%) 韓国総合株価指数 3460.79(-25.40 -0.73%) 豪ASX200指数 8756.00(-89.93 -1.02%) インドSENSEX30種 81861.13(-240.97 -0.29%) アジア株は高安まちまち。 韓国株と台湾株は下落、前日の米株下落が懸念されている。 パウエルFRB議長は相変わらず慎重姿勢を維持、トランプ関税政策がインフレ圧力につながる可能性に留意すべきだと主張した。米積極利下げ期待が後退し、きのうの米株式市場は下落した。 豪州株は約1週間ぶり安値、豪中銀の利下げ期待が後退している。 豪州8月の消費者物価指数(月次ベース)は+3.0%と昨年7月以来およそ1年ぶり高水準となった、市場予想の+2.9%も上回った。豪中銀の目標範囲である2-3%の上限に達したことで、11月会合での利下げ観測がやや後退している。ただ、トリム平均は+2.6%と前回の+2.7%から伸びが鈍化した。9月会合は据え置き確実との見方変わらず。 上海株と香港株は上げ幅を拡大、半導体関連の上げが目立つ。 米モルガンスタンレーが中国半導体セクターに対する見通しを「魅力的」に引き上げたことが好感されている。AI需要は世界的にも中国でも依然として非常に強いと指摘。また、アリババ株高も半導体株の買いを後押ししている。 アリババは6.6%高、約4年ぶり高値をつけている。同社CEOが米国の競合他社に匹敵する完全なAIシステム開発を目指すため、今後3年間でAI開発への投資を500億ドル以上増やす予定だと明かした。また、 アーク・インベスト創設者のキャシー・ウッド氏がアリババ株への投資を4年ぶりに再開したこともポジティブ材料。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。