ゴム午前=総じて小安い、日中取引の上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は総じて小安い。寄り付きでは、上海夜間高を受けて、買いが優勢と
なった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせていることから、
売りがやや優勢となり、総じてマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は出来ず。
 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比1.8円安〜2.0円高。活発限月
の2月限は同0.2円安の311.2円、新甫26年9月限は出来ず、推定出来高は
51枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、90ポイント高、
推定出来高(夜間取引を含む)は33枚。

【2月限はレンジ相場】
 午前のJPXゴムRSS3は、やや売りが優勢となっている。活発限月の2月限は、
前日の終値と同値圏での取引となっている。2月限は、18日の取引で7月末から続い
た315〜325円前後でのレンジ相場から下放れ、22日には305.8円まで下落
した。その後は305〜315円前後のレンジ相場を形成する動きとなっている。
 ただ、産地相場は軟調な展開が続いている。また、産地安を受けて、昨日納会した9
月限は、8月限に比べ納会値が16.0円の下がった。今年は、天然ゴム生産も順調と
みられ、今後、期近主導で水準を引き下げる可能性があるとみる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや先行し、
0.4〜0.9セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比50元高の1万5655元で推移している。

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