ゴム市況=総じて軟調、上海ゴムが日中取引で軟化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                  RSS3                        TSR20
   2025/10      2026/02       2026/09        2025/10       2026/09
  315.0  - 3.4  311.9  + 0.5   313.0  新甫    256.0   0.0    256.0   0.0
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    上海ゴム1月限     15,600 - 5 (午後3時40分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号、総じて軟調。序盤は、上海夜間高を受けて、買いが優勢となった。
だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩みをみせていることから、売りがや
や優勢となり、総じてマイナスサイドに沈んだ。その後も上海ゴムの軟化を嫌気して、
売り物がちの展開となった。TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は前営業日比3.7円安〜0.5円高、活発限月の2月限は同
0.5円高の311.9円、新甫26年9月限は313.0円で発会した。総出来高は
190枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、変わらず〜95ポイ
ント高、総出来高は51枚。

【上海1月限は1万5500元前後でのもみ合い継続】
 今日の上海ゴムは、前日の夜間取引では堅調に推移したが、日中取引に入ると、徐々
に売りが優勢となった。中心限月の1月限は、中盤から売りが優勢となり、マイナスサ
イドで取引される時間が長くなった。
 1月限は、23日の取引で1万5425元まで下落したが、終値では、1万5570
元となっており、1万5500元前後は押し目買い意欲は強いようだ。ただ、来月1日
からの国慶節を控えて、積極的に買い進むような場面ではなく、目先、1万5500元
前後でのもみ合いが続きそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は序盤は小じっかり推移
したが、中盤以降はやや売りが優勢となり、マイナスサイドに沈む限月も見られ、
0.2セント安〜0.4セント高で推移している。

 上海ゴムは総じて小安い。中心限月の1月限は、夜間取引ではやや買いが先行し、前
営業日比85元高の1万5690元で取引を終えた。だが、日中取引に入ると、徐々に
上値が重くなり、マイナスサイドに沈んだ。

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