アジア株 韓国株大幅下落、米韓関税交渉難航 ラトニック米商務長官が対米投資5500億ドル要求 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 26293.05(-191.63 -0.72%) 中国上海総合指数 3846.33(-6.97 -0.18%) 台湾加権指数 25562.57(-461.28 -1.77%) 韓国総合株価指数 3369.86(-101.25 -2.92%) 豪ASX200指数 8775.70(+2.74 +0.03%) インドSENSEX30種 80788.00(-371.68 -0.46%) アジア株は軒並み下落、米株続落が懸念されている。 最近発表された米経済統計は総じて堅調なため米積極利下げ期待が後退。特に第2四半期GDPが前回の+3.3%から+3.8%へ大幅に上方改定されたことで、年内の米利下げ回数が2回から1回に減少するのではないかとの見方が浮上している。 香港市場では無錫薬明康徳新薬開発や薬明生物技術、阿里健康信息技術、中国生物製薬、京東健康、石薬集団など医療品関連が大幅下落している。トランプ米大統領が10月1日からブランド化または特許取得済み医薬品に100%関税を課すと発表したことが懸念されている。 韓国株は大幅下落、米国との関税交渉が難航しており投資家心理が悪化。 ラトニック米商務長官は対韓強硬姿勢を維持、韓国による対米投資額を7月に約束した3500億ドルから引き上げ、日本と同じ5500億ドル近くにする案を提示。この条件により韓国が金融危機に陥る可能性があるとの声が聞かれる。 ラトニック氏は韓国に対し、日本と同じ条件を受け入れるか、あるいはより高い関税に直面するかだと警告。これに対し韓国大統領は、韓国と日本の経済規模の違いを指摘し、韓国経済を不安定化させるような合意に反対している。 トランプ米大統領が海外製半導体への依存度を下げるため半導体輸入縮小計画を検討しているとの報道も韓国株を押し下げている。台湾株も下げ幅を拡大、TSMCなど半導体関連の下げが目立つ。
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