[今夜の視点]海外原油=上げ一服か、西側は全面戦争へ踏み込まず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.25ドル高の65.23ドルで
推移。本日これまでのレンジは65.15〜65.39ドル。
 今晩の海外原油は上げ一服か。ロシアとウクライナを支援する北大西洋条約機構(N
ATO)の対立が激化しているものの、双方が一線を越える可能性は低いと思われ、緊
迫感は持続しつつも上値は重くなりそうだ。度重なるロシアの挑発に対して、欧州や米
国は落ち着いて対応しており、次の段階に進むとは思えない。
 ただ、来週にはイランに対する国連制裁が復活する見通し。イラン最高指導者ハメネ
イ師の発言からすると英独仏にイランが譲歩する可能性はほぼない。制裁復活でイラン
の供給減少や、イランの対抗措置が想定されることから反動安となっても売りに勢いは
なさそうだ。
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 個人所得・支出 2025年8月(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2025年9月確報値(ミシガン大)
【商品】9/27 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 産業別国内総生産 2025年7月(カナダ統計局)
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