アジア株 上海株小幅続落、大型連休を前に売買手控え 香港市場では消費者サービス上昇 東京時間11:06現在 香港ハンセン指数 26425.66(+297.46 +1.14%) 中国上海総合指数 3817.01(-11.10 -0.29%) 台湾加権指数 25580.32(休場) 韓国総合株価指数 3422.78(+36.73 +1.08%) 豪ASX200指数 8841.20(+53.48 +0.61%) アジア株は上海を除いて上昇、前週末の米株反発を好感して買い優勢で始まった。 韓国株は1.08%高。米韓関税交渉難航で先週末は大幅下落したが、週明けは値ごろ感から買い戻されている。 ラトニック米商務長官は韓国による対米投資額を7月に約束した3500億ドルから引き上げ、日本と同じ5500億ドル近くにする案を提示。日本と同じ条件を受け入れるか、あるいはより高い関税に直面するかだと警告している。これに対し韓国大統領は、韓国と日本の経済規模の違いを説明、韓国経済を不安定化させるような合意に反対と表明。 上海株は小幅続落。中国は10月1日から国慶節・中秋節に伴う大型連休に入るため、休みを前に積極的な売買は手控えられている。 ただ、投資家心理は改善していることから、休み明けは再び上昇する可能性も。前週末に発表された中国8月の工業企業利益は前年比+20.4%と前回の-1.5%から急回復、4カ月ぶりに上昇に転じた。そのほか、中国当局が素材産業の発展・成長に向けた作業計画を発表。銅やアルミ、ニッケル、リチウム、スズなど主要資源に焦点を当て、新技術や電気自動車を支援する。 香港株は反発。中国大型連休の消費拡大期待で旅行など消費者サービス関連が総じて上昇。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も上昇している。
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