ゴム午前=軟調、上海安を嫌気し活発限月の3月限は305円台まで下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は軟調。序盤は、上海夜間安を嫌気して、売りが先行した。活発限月
の3月限は、305.7円まで下落した。中盤に入ると、上海ゴムが下げ渋りを見せて
いることから、下げ幅を縮小する限月が目立っている。TSR20は出来ず、上海天然
ゴム先物も出来ず。
 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比3.2〜2.0円安。活発限月の3
月限は同3.2円安の307.0円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は228
枚(夜間取引含む)。

【活発限月の3月限は305円に接近】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海安を嫌気して売りが先行している。活発限月
の3月限は、一時305.7円まで下落した。3月限は、18日の取引で7月末から続
いた315〜325円前後でのレンジ相場から下放れ、今日は305.7円まで水準を
引き下げ、節目の305円に接近した。
 ただ、10月1日から8日まで中国が国慶節と中秋節を合わせた大型連休に入るた
め、ここからの上海ゴムの下げ余地は限定的になるとみる。このた、えJPXゴムRS
S3の活発限月の3月限は、目先、305〜315円前後でレンジを形成する可能性が
ありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、2.1
〜0.4セント安で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比130元安の1万5295元で推移している。

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