●レビュー原油、需給緩和見通しで急落＝マーケットエッジ

　２９日のニューヨーク原油先物相場は、前日比２．２７ドル安の６３．４５ドル。地
政学リスク織り込みの上昇が一服し、戻り売り優勢の展開になった。週末にイランに対
する国連制裁が復活したが、原油相場をさらに押し上げる動きは見送られた。需給緩和
見通しの織り込みで戻り売り優勢の展開になった。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラス
が１１月の追加増産を決定するとの見方、イラク北部からの原油輸出が再開されている
ことがネガティブ材料視された。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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