−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/11 63.14 63.26 62.03 62.37 - 1.08 2025/12 62.75 62.80 61.63 61.96 - 1.05 2026/01 62.42 62.52 61.36 61.68 - 1.04 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 703,565 1,974,183 ( - 15,610) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/10 233.25 - 2.41 2025/11 232.41 - 2.46 改質ガソリン 2025/10 197.29 - 2.22 2025/11 192.23 - 1.94 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は1.08〜 1.05ドル安。その他の限月は1.04〜0.68ドル安。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は日量166万バレル規模の自主減 産の解消に着手しており、11月の生産枠を大幅に引き上げる可能性があると伝わった ことが重し。10月は生産枠を日量13万7000バレル引き上げることですでに合意 しているが、11月はこの2倍から3倍、あるいは最大で日量50万バレル拡大するこ とも検討されているもよう。主要産油国の会合は今週末5日に控えている。 イラク北部のクルド自治区からトルコのジェイハン港に向けた原油輸出が再開してい ることも重し。トルコがイラク連邦政府の承認を得ずにクルド自治区から原油を輸送し ていたことが問題の背景だが、長年の係争はようやく解決に至った。ただ、イラク北部 からの輸出が再開しているとはいえ、イラクの生産量はクルド自治区と合計してOPE Cプラスの生産枠が上限となる公算。 カタールのアル・ウデイド空軍基地に米軍の戦闘機や空中給油機が集結していると伝 わっていることは懸念要因。英国からカタールへ展開を待つ航空機もあるという。米軍 のイラン核施設攻撃前と似通った雰囲気となっており、緊張感が高まっている。核開発 について英独仏とイランは協議を重ねていたものの、折り合いがつかず、イランに対す る国連制裁が再開している。イラン最高指導者のハメネイ師はウラン濃縮の継続や、米 国と協議しないことを表明している。 時間外取引で11月限は下落。一時62.03ドルまで下げ幅を広げた。ただ、通常 取引開始後は下げが一服した。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。 今日の材料 ・イスラム組織ハマスの猶予は3〜4日=トランプ米大統領 ・ハマスが停戦計画を拒むならば、イスラエルはやるべきことをやる=同上 ・エジプトやカタール、トルコはハマスに停戦計画を受け入れるよう要求=米アクシオ ス ・米国のガザ停戦計画はネタニヤフ首相の訪米後に修正=同上 ・イエメンのフーシ派、米石油企業の船舶を標的にすると発表 ・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計 ・原油在庫は前週比367万4000バレル減 ・ガソリン在庫は前週比130万バレル増 ・留出油在庫は同300万3000バレル増 ・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比69万3000バレル減 MINKABU PRESS
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