［今日の視点］石油＝下落へ、ＯＰＥＣ事務局は報道を否定も

　国内市場は下落へ。２０２６年２月限で３００〜６００円安程度を想定する。石油輸
出国機構（ＯＰＥＣ）プラスの主要産油国は１０月から日量１６６万バレルの自主減産
の巻き戻しを開始しているが、１１月以降については生産枠の引き上げ幅を拡大する可
能性がある。円相場が１ドル＝１４７円後半で円高・ドル安推移。
　１１月以降、日量５０万バレル規模の協調減産の巻き戻しが実施されて、日量１６６
万バレル規模の協調減産の解消が年内で終了するとの報道もある。ＯＰＥＣ事務局は
ＳＮＳ「Ｘ」で「８カ国が生産量を日量５０万バレル増加させる計画であるという最近
のメディア報道を断固として否定する。これらの主張は完全に不正確であり、誤解を招
く」と報道に反発しているものの、４月から開始した日量２２０万バレルの自主減産で
は巻き戻しを加速した経緯があり、観測そのものは否定しようがないと思われる。主要
８カ国が自主減産の解消を急いでいることは確かであり、ＯＰＥＣ事務局が何を主張し
ようとも、相場は重いままか。
　時間外取引でニューヨーク原油１１月限は前日比０．１１ドル高の６２．４８ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは６２．４２〜６２．５７ドル。
＜今日の予定＞
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 短観 概要及び要旨 9月調査（日本銀行）
【経済】14:00 新車登録台数 2025年9月（自販連）
【経済】14:00 軽自動車新車販売速報 2025年9月（全軽自協）
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報（石油連盟）
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査（資源エネルギー庁）
【発会】--:-- プラッツドバイ原油 2026年12月限（東京商品）
【発会】--:-- ゴムTSR20 2026年10月限（大阪取引所）
◆ 中国 ◆
【休日】--:-- 国慶節
◆ 香港 ◆
【休日】--:-- 国慶節
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年9月確報（Markit）
【経済】18:00 消費者物価指数 2025年9月速報（EUROSTAT）
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数（MBA）
【経済】21:15 雇用統計 2025年9月（ADP）
【経済】23:00 建設支出 2025年8月（商務省）
【経済】23:00 製造業景況指数 2025年9月（ISM）
【経済】--:-- 新車販売台数 2025年9月（Autodata）
【工業】23:30 週間石油統計（EIA）
MINKABU PRESS

• ＮＹ金１２月限は１１．２ドル高の４０９０．７ドルで推移
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  11/25(火) 03:11
• ＮＹ原油１月限は０．５０ドル高の５８．５６ドルで推移
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  11/25(火) 03:10
• ＮＹ金１２月限は１７．７ドル高の４０９７．２ドルで推移
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  11/25(火) 02:11
• ＮＹ原油１月限は０．４３ドル高の５８．４９ドルで推移
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  11/25(火) 02:10
• シカゴ大豆１月限は１．５０セント安の１１２３．５０セントで推移
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  11/25(火) 02:10