[本日の見通し]石油=下落、フーシ派は米タンカー攻撃の再開を発表

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年2月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 イエメンのアンサールアッラー(フーシ派)は、米国がフーシ派に新たな制裁を科し
たことへの報復として、エクソンモービルやコノコ・フィリップス、シェブロンなど大
手石油企業のタンカーを標的とした攻撃を再開する。トランプ米政権とフーシ派は、紅
海やアデン湾を航行する米船舶を攻撃しないことで合意していたものの、事実上停戦合
意は終了する。米国とフーシ派の合意の不透明感から、米石油企業は紅海やアデン湾で
の航行を控えたままであったことから、停戦合意が破棄されても米国のタンカーの航路
に変更はなさそうだが、イエメンと米国の対立が再び強まるリスクがある。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.03ドル安の62.34ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは62.33ドルから62.58ドル。
 原油2月限の予想レンジは5万9500円から6万0500円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万4500円から8万5500円。
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