石油市況=原油は急反発、円安進展やアジア時間帯の海外原油の夜間取引高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/04   81,000     ±0  2026/04   85,000     ±0  2026/03   59,730 +1,350
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 11月限 61.48 ドル +0.60
ブレント原油   夜間取引 期近 12月限 65.23 ドル +0.70
ドル・円相場 15:45 現在   150.14 円  前営業日比  2.59 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は急反発。為替が1ドル=150円台に乗せる大幅円安に振れて
るなか、3日の海外原油先物が小反発したうえ、週明けのアジアの時間帯の夜間取引が
さらに急伸していることに支援された。この日のドバイ原油の現物も朝高後にもみ合い
で推移している。
 原油は全限月が4ケタ高で引けた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
200円安、原油が1230〜1850円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が3124枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【3月限は週明けはギャップを開けて急伸して一時6万円台乗せ】
 東京石油市場の原油は急反発。前週末の国内夜間取引は軟調だったものの、週明けは
ギャップを開けて急伸して、大幅高水準で推移した。
 6番限である3月限は国内夜間取引の後半に付けたこの日の安値5万7830円から
週明けはギャップを開けて急伸して、高値は6万0050円まであったが、午後後半は
やや上げ幅を縮小した。
 週末に開催された石油輸出国機構(OPEC)プラス会合の増産合意が日量13万
7000バレルと、10月と同水準にとどまっていたことで、海外原油は「事実で売ら
れる」ならぬ「事実で買われる」展開となった。事前に一部では同50万バレル増との
観測も出て弱気が煽られていただけに、反動高が大きくなった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。11月限は午後3時45分現在、前
日比0.60ドル高の61.48ドル辺りで推移。

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