アジア株 台湾株は史上最高値 豪州株は小幅続落、利下げ期待後退で消費者心理が悪化 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 26957.77(休場) 中国上海総合指数 3882.78(休場) 台湾加権指数 27111.26(+350.20 +1.31%) 韓国総合株価指数 3549.21(休場) 豪ASX200指数 8960.60(-20.83 -0.23%) アジア株式市場の大半は休場。中国市場は8日まで休場、韓国市場も大型連休入りにで9日まで休みとなる。香港市場はきょうは中秋節翌日のため休場。 米上院は6日「つなぎ予算」を否決した、否決は5回目となる。トランプ米大統領は閉鎖は民主党のせいだと強く非難、閉鎖がこれ以上続けば連邦職員を大量解雇していくことを示唆している。雇用統計をはじめ金融政策を判断する上で重要な米経済統計の発表が延期される。 休場明け台湾株は大幅上昇、史上最高値を更新。休み中の米ハイテク株高を好感してTSMCや日月光投資控股など半導体関連が総じて上昇している。 豪州株は小幅続落。消費者サービスや生活必需品、コミュニケーションサービス関連が総じて下落している。一方、NY金最高値を受けアイルカ・リソーシズやサウス32、ライオンタウン・リソーシズ、リオ・ティント、ミネラル・リソーシズなど金鉱株は軒並み上昇している。 豪州10月の消費者信頼感は92.1と前回の95.4から悪化、今年4月以来の低水準に落ち込んだ。個人消費と住宅市場の回復を受け、将来の金利引き下げ見通しに対する疑念が再燃しているようだ。豪中銀は第3四半期のインフレが予想以上に強まる可能性を警告している。 求人広告件数も大幅に減少した。9月に-3.3%と前回-0.3%から減少幅が拡大。3カ月連続で減少、2024年2月以来最大の落ち込みとなった。多くの小売業者はすでにクリスマスシーズンに向けて求人を出しているものの、昨年の同期比に比べてやや少ないようだ。
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