ゴム午前=買い優勢、152円台半ばの円安を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は買い優勢。寄り付きでは、ドル・円が1ドル=152円台の円安に
振れたことを好感し、地合いをやや引き締める限月が目立った。中盤に入ると、ドル・
円が一段高となったことを受けて、上げ幅を拡大させた。TSR20は出来ず。
 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比2.5〜4.5円高。活発限月の3
月限は同3.4円高の306.8円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は222
枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は1月限のみ約定し、同55ポイント安の1万
5245ポイント、推定出来高は2439枚(夜間取引を含む)。

【3月限は戻り場面は続くか】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、1ドル=152円台半ばの円安を好感し、買いが
先行した。活発限月の3月限は、一時307.3円まで上昇する場面があった。3月限
は、6日に295.8円まで下落後、円安を手掛かりに、昨日、一昨日と戻りを抑えた
305円台を上抜いたきた。
 ただ、今回の上昇は円安を背景としており、ゴムのファンダメンタルズには大きな変
化はない。円安が一服となった際、買いが続くのか注目したい。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は総じて買いが優勢とな
り、1.0セント安〜0.4セント高で推移している。
 上海ゴムは国慶節のため、休場。取引再開は、10月9日の予定。

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