[今夜の視点]金・銀=調整局面を継続か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しを受けて押し目を買われたが、ガザ停戦合意を受けて利食い売り
が出た。アジア市場では、朝方の3983.21ドルから、押し目を買われたが、
3993ドル台で上げ一服となった。午後に入ると、3951ドル台まで下落したの
ち、下げ一服となった。
 ガザ停戦合意で利食い売りが出やすい。週末に人質が解放される見通しであり、利食
い売りが続くと、調整局面となりそうだ。ただ米政府機関の一部閉鎖が続いていること
が下支え要因である。手じまい売り一巡後の安値は買われるとみられる。
<今夜の予定>
・米消費者信頼感指数 2025年10月速報値(ミシガン大)
・米財政収支 2025年9月(財務省)、発表延期見通し
・建玉明細報告(CFTC)、発表延期見通し
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