ゴム午前=まちまち、上海ゴムは地合いを引き締める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、軟調に推移し
た。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことから、プラス
サイドで推移する限月が目立った。TSR20は出来ず。

 午前11時48分現在のRSS3号は前営業日比1.6円安〜2.8円高。活発限月
の3月限は同0.2円高の312.0円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は2
88枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、同50〜45ポイント安、推定出来高
は18枚(夜間取引を含む)。

【上値の重い展開か】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、まちまちとなっている。ただ、産地が増産期にあ
ることや、米中の景気減速懸念などから、積極的な買いは入っていない。活発限月の3
月限は、10日に315.0円まで上昇したが、同水準で上値を抑えられると、その後
は、もみ合いとなっている。
 産地相場は、軟調な展開が続いている。また、上海ゴムも安値圏での取引となってお
り、JPXゴムRSS3も徐々に売り圧力が強まる可能性がありそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが優勢となり、
1.2〜1.8セント高で推移している。
 上海ゴムは小幅まちまち。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、
前営業日比15元高の1万4865元で推移している。

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