シカゴ穀物引け速報=続伸、米中首脳会談に対する期待で大豆主導

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆               2025/11      1,019.50       + 8.75
                      2025/01      1,036.75       + 8.25
 コーン               2026/12        422.50       + 0.75
                      2026/03        436.50       + 1.00
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 大豆は続伸。終値の前営業日比は5.75〜8.75セント高。中心限月の11月限
は8.75セント高の1019.50セント。

 米中の貿易摩擦激化するなか、トランプ米大統領が2週間後に韓国で米中首脳会談を
実施すると発言したことで、今後の中国の米国産大豆の輸入市場への復帰が期待され
た。またロリンズ米農務長官が、中国を待つだけでなく、南米の2カ国と米国産大豆の
輸入に関して協議していると語ったことも好感された。
 またブラジル産大豆の高騰で、もともと米国産大豆も下げにくい環境となっており、
現物市場の指標となる全米大豆価格指標は今週20セント弱上昇している。

 コーンは小幅続伸。終値の前営業日比は0.25〜1.25セント高。中心限月の
12月限は0.75セント高の422.50セント。

 大豆の続伸に支援されたものの、米国産の収穫進展観測(50%程度が予想されて
いる)に加えて、この日発表されたアルゼンチン産の作付けやフランス産の収穫が一気
に進展したことで買い意欲は強まらなかった。
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