石油午前=総じて売り優勢、供給過剰や米中貿易戦争の激化を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は総じて売り優勢。週明けの海外原油は下げ渋ったものの、その後のニ
ューヨーク時間外取引で軟調に推移していることが重しとなっている。来年にかけての
供給過剰が意識されていることが重し。米中貿易戦争の激化懸念も根強い。円相場は1
ドル=150円後半で円安・ドル高推移。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は5万6840円まで軟化。ただ、夜間取
引の値幅を維持しており、動意は限定的。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
190円安〜190円高。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が217枚。
【ラブロフ外相とルビオ米国務長官が電話会談】
 20日、ロシアのラブロフ外相はルビオ米国務長官と電話会談を実施した。先週、プ
ーチン露大統領とトランプ米大統領の電話会談で達した合意を実施するための具体的な
措置に焦点を当てた建設的な議論を行ったと発表されている。詳細は不明。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.35ドル安の56.67ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは56.60〜57.02ドル。
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